キレイの近道
簡単ゆるケア

2025年5月30日
寝る前は『もむ』 日中は『ひねる』
腸を整え心身ともにリラックス!
ぐっすり眠る体づくり
加齢やストレス、運動不足で腸の動きが鈍くなると、便秘やお腹の不快感などが現れます。実は腸の調子が悪いのは、睡眠の質が低下を示すサインです。
腸をやさしくほぐす『簡単ゆるケア』で、心身の健康を手に入れましょう!
1腸と睡眠の深〜い関係

腸の動きは、交感神経(緊張)が働くと鈍くなり、副交感神経(リラックス)が働くとスムーズになります。
以前は脳が自律神経(交感神経・副交感神経)をコントロールしていると考えられてきましたが、最近では腸の状態が自律神経に影響を与え、脳へ伝わることもわかってきました。腸の状態が悪くなれば、自律神経も乱れるのです。
自律神経が整うと、心身ともに穏やかな状態が続きやすくなります。そのため、腸の状態が良くなるとリラックスしやすくなり、睡眠の質の向上にもつながるのです。
2『腸もみ』でリラックス&
腸の動きをスムーズに
腸をもむと血行が促進され、体が温まりリラックスします。また、腸の動きがスムーズになるため、便秘や腸内環境の改善が期待できます。
夜寝る前や起床時にベッドの上で行うのがおすすめです。
腸もみ

もむポイント
指の腹を使って、腸に圧をかけるようにもみましょう。
もむポイント

3『腰ひねり』で腸を刺激&
体幹・腹筋を鍛える!
腰をひねることで腸を刺激し、便秘の改善が期待できます。また、体幹を鍛え、腹筋の強化にもつながります♪
椅子に座って行う動きなので、日中の気づいたときに行うのがおすすめです。
腰ひねり

NGポーズ
背筋が曲がったり、下半身もひねってしまうと腸にアプローチできません。背筋を伸ばし、上半身だけひねりましょう。
NGポーズ

4腸もみ&腰ひねり
3つのメリット
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【メリット1】 睡眠の質を向上
心身をリラックスさせることで、腸の働きもリラックスし副交感神経が優位になります。質の良い睡眠をサポートします。
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【メリット2】 腸内環境を整える
腸を刺激することで動きを促します。腸に溜まったガスの排出を助けお腹の張りの軽減につながります。
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【メリット3】 腰痛軽減
同じ姿勢で凝り固まった筋肉をほぐして緊張を和らげ、姿勢改善や腰の負担の軽減につながります。
良い睡眠をとるために、寝る前の食事を控えることも大切ですが、意外と見落としがちなのが水分不足。水分を摂って脱水を防ぐことも、快眠には欠かせません。
腸から始めるリラックス習慣で、心地良い眠りを育てましょう♪

監修:株式会社パジャスポーツ
インストラクター 北村 翼
インストラクター歴17年 幅広い年齢層を対象に、健康維持・向上のために安全かつ適切な運動プログラムの提案や、介護予防として身体機能の維持のための運動指導を行っています。
『初心者の方でも簡単&継続できる』をテーマに悩みにそったゆるケアを皆様にご紹介します。
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画像素材:PIXTA