smileLIFE

2026.8.21

ゆらぎ世代のからだケア
手元をほぐして、めぐりをサポート

運動指導
インストラクター
監修

画像素材:PIXTA

教えていただいたのは

北村 翼さん

監修:株式会社パジャスポーツ
インストラクター
北村 翼さん

インストラクター歴18年 幅広い年齢層を対象に、健康維持・向上のために安全かつ適切な運動プログラムの提案や、介護予防として身体機能の維持のための運動指導を行っています。
体の変化を感じはじめた方でも安心して続けられる、からだケアを皆様にご紹介します。
paja.co.jp

「手指の不調」は
更年期と関係している!

更年期に差し掛かると、手指に不調を感じる女性が増えてきます。
例えば…
・朝に指がこわばる
・細かい作業がしづらい
・物をつかむと痛みを感じる

など、日常生活の様々な場面で気づくことがあるようです。

これら更年期に現れる手指の不調は、『メノポハンド』と呼ばれています。
指の動かしにくさから、 関節の痛みやしびれまで、症状の現れ方や程度には個人差があります。

手指の関節は、滑膜によってなめらかな動きを保っています
しかし、滑膜は女性ホルモン(エストロゲン)の影響を受けると考えられているため、更年期に女性ホルモンが減少すると、手指の不調につながることがあるとされています。

手指の違和感はそのままにしてしまうと、無意識に動かす範囲を狭めてしまいます。
関節や腱の動きが少なくなることで血流が滞りやすくなり、さらなるこわばりにつながってしまうのです。

手首から指先を
ほぐすのがポイント

細かな動きを行う手指だからこそ、日頃から手元の緊張をゆるめることが大切です。
手首から指先までゆっくりほぐし、めぐりをサポートして可動域の維持につなげましょう。

そこで今回は
手首から指先までやさしくほぐすケア をご紹介いたします。

ナレーション 音読さん

一日の始まりと終わりに
手元ケア

朝は動き始める前の準備として、手元をやさしく動かして一日のスタートを快適に。
夜は一日頑張った手元をいたわるケアとして、バスタイムに温めながらゆっくりほぐしましょう。

一日の始まりと終わりに手元ケア

手に負担をかけない
『日常で気をつけたい』NG習慣

手指の不調を防ぐためには、過度な負荷をかけないことが大切です。
『日常の何気ない動作』や『長時間作業の繰り返し』によって手指への負荷が蓄積することがあります。
こまめに手指をゆるめ、スムーズな動きを保ちましょう。

NG習慣とOK習慣
同じ姿勢での作業

同じ動作が続くと、手の筋肉がこわばり、めぐりが滞りやすい。

同じ姿勢での作業

作業の合間に手首や指をやさしく動かし、筋肉の緊張をやわらげましょう。

手指に力のかかる作業

強い力を必要とする作業は、手指の関節や腱への負荷が大きくなりやすい。

手指に力のかかる作業

オープナーなどの補助グッズを利用し、無理な力がかからないようにしましょう。

生活で繰り返し使う部位だからこそ、上手に付き合うことが大切です。
作業の合間や強い力が必要な場面、関節や腱にかかる負荷を軽減しましょう。

変化に気づく
セルフチェックを

セルフケアを習慣にすることで、ご自身の手の状態を知るきっかけになります。
動かしづらい…痛みや腫れがある…などの気になる症状はそのままにせず、早めに整形外科などの医療機関へ相談しましょう。