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2026.5.1

ゆらぎ世代のからだケア
膝まわりの筋肉ほぐしでスムーズに!

膝ケア

運動指導
インストラクター
監修

画像素材:PIXTA

教えていただいたのは

北村 翼さん

監修:株式会社パジャスポーツ
インストラクター
北村 翼さん

インストラクター歴18年 幅広い年齢層を対象に、健康維持・向上のために安全かつ適切な運動プログラムの提案や、介護予防として身体機能の維持のための運動指導を行っています。
体の変化を感じはじめた方でも安心して続けられる、からだケアを皆様にご紹介します。
paja.co.jp

「膝の痛み」は
更年期と関係している!

「最近なんだか、膝がギクッと痛い気がする…」。
更年期世代に差し掛かると、膝や腰の関節に不調を感じる女性が増えてきます。
例えば、ベッドから起き上がるときや、階段を昇り降りしている最中、正座や中腰などの特定の動作の際に感じるケースが多いのではないでしょうか。

膝の痛みは腰と同時に現れることもあり、どちらがより痛むか、どちらが先に始まるかは人によって様々です。

骨や関節、軟骨は女性ホルモン(エストロゲン)によって守られています。
そのため、更年期に女性ホルモンが減少することで、膝や腰に痛みを感じるようになります。
一度痛みや不調を感じると、無意識にかばう姿勢や動きによって膝にさらなる負担がかかる悪循環へ突入してしまいます。

膝まわりの筋肉を
ほぐすのがポイント

あらゆる関節の中で膝は、体重を支えながら日常的に動く関節のため身近にできるケアで日々ほぐすことが大切です。
小さな違和感のうちから、膝回りの筋肉をほぐし、動きをスムーズに保ちましょう。

そこで今回は
膝の皿(膝蓋骨)をやさしく動かすケア をご紹介いたします。

ナレーション 音読さん

気づいたときにできる
膝の曲げ伸ばし運動

膝の皿をやさしく動かすケアにプラスα。
太ももの筋肉(特に大腿四頭筋)に働きかけると、膝を支える力の維持につながります。
椅子に座ったまま行えるので、日常のちょっとした習慣に取り入れることで、関節の動きもスムーズになりますよ!

膝の曲げ伸ばし運動

膝を守るために
『日常で気をつけたい』NG習慣

膝に負担をかけないためには、クッションの役割を果たす軟骨への衝撃を減らす意識をもちましょう。
また、内股でしゃがむことで、膝がねじれた状態で体重を支えることになるため、膝を曲げるときには膝をまっすぐ保つことが大切です。

 NG姿勢とOK姿勢
しゃがみ姿勢で作業

草取りなど、しゃがみ姿勢で移動しながらの作業は膝がねじれた状態になりやすい。

体重を預けられて膝が楽に

作業用の椅子を利用し、膝への負担を軽減しましょう。

長時間の正座

長時間動かない姿勢の代表は正座。立ち座りの際に膝へ負担もかかりやすい。

膝の角度をゆるめて負担軽減

シーンに即した椅子を利用し、膝への負担を軽減しましょう。

いずれも、膝への負担を減らしたうえで、長時間同じ姿勢を続けないことが大切です。 時々立って膝をほぐすのがベストですが、難しいシーンでは曲げた膝の角度をゆるく伸ばすなどこまめに姿勢を変えるだけでも負担軽減につながります。

ゆらぎ世代のからだケアは、
体の正しい理解から

更年期世代に差し掛かると、体のあちこちに「今までとの違い」を感じることが増えてきます。
それらの原因のひとつは、避けることのできないホルモンバランスの変化です。

『ゆらぎ世代のからだケア』では、体の働きを正しく理解しながら、日常でできるケア方法をご紹介していきます。
日々の体の使い方を考え、負担の少ない動きやコツを取り入れましょう。
さらに、痛みや違和感を見逃さず、毎日手軽に取り入れることのできる運動やケアも、無理のない範囲から、少しずつ習慣にしていきましょう。