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専門家監修

2026年3月27日

ぐっすり眠るための7つの睡眠習慣

エミ通信世代が
ぐっすり眠る方法 後編

前回の『エミ通信世代がぐっすり眠る方法 前編』に続き、今回は20年後も元気でいるために身につけたい『7つの睡眠習慣』をご紹介します。

睡眠との向き合い方を
変えていきましょう

お話を伺ったのは

スタンフォード大学医学部客員教授
スリープクリニック調布院長

遠藤 拓郎先生

医学博士。日本睡眠学会総合専門医、日本精神神経学会精神科専門医。「スリープクリニック」を調布・銀座・青山・札幌・三鷹・仙台・登戸に開院し、現在は調布院長。祖父の代から三代で、100年以上睡眠研究を続ける睡眠医療の専門家。

目次

  1. ぐっすり眠るための睡眠習慣

    体のリズム編
  2. ぐっすり眠るための睡眠習慣

    心身リラックス編
  3. ぐっすり眠るための睡眠習慣

    おやすみ前編

ぐっすり眠るための睡眠習慣

1体のリズム編

加齢とともに深い眠りを得られにくくなるからこそ、ぐっすり眠るための習慣を意識して実践しましょう。

睡眠習慣1

7時間以上床にいない

成長ホルモンの分泌には、深くて質の良い睡眠が不可欠。
睡眠の質を高めるには、ホルモンを上手に活用するのがコツ。
睡眠のゴールデンタイムに床に入るようにし、その時間帯以外は、床に入らず起きていることを徹底しましょう。

50代以降の
睡眠ゴールデンタイム

1日7時間睡眠で考えると、メラトニンが分泌される23時30分~6時30分が理想のゴールデンタイム。この時間以外は床に入らず起きていること。

睡眠ホルモンメラトニン

眠りの質に関わるホルモン。21時〜9時頃に分泌されますが、もっとも多い0時~6時の時間帯が眠りやすい。

50代以降の
活動ゴールデンタイム

コルチゾールが分泌されることで体温が上がり、目覚めやすくなる。この時間帯に起きて、しっかりと体と頭を動かし始めることが大切。

目覚めホルモンコルチゾール

目覚めに影響するホルモン。3時頃から分泌されますが、5時30分~8時30分がピークに。

睡眠習慣2

1日7,000歩程度の活動

1日7,000歩程度の活動やウォーキングをすることで代謝が上がり、体温も上がりやすくなります。
この体温の上昇が、睡眠の質を高めます。日中の活動性を上げることが睡眠につながるのです。

睡眠習慣3

趣味をしてもOK
1日7時間程度のデスクワーク

睡眠時間を短くするためには、起きている時間を長くする必要があります。
そこで、睡眠習慣2の身体的活動以外で日中の活動性を上げるためには、1日7時間程度のデスクワークがおすすめ。両方やるのもOKです。

ぐっすり眠るための睡眠習慣

2心身リラックス編

睡眠習慣4

うたた寝
午後の長い昼寝をしない

食事の前の「つまみ食い」がご法度のように、中高年の睡眠を考えるうえでは「うたた寝」や「長い昼寝」はしないほうが良いです。
テレビを見ながらうたた寝しないように、活動性を上げましょう。

上手な仮眠のコツ

日中にどうしても眠い場合は、仮眠をとりましょう。ただし15分以内に。それ以上は深い睡眠になってしまうのでNG。

睡眠習慣5

ストレスをためない

ストレスを感じると多く分泌されるホルモン「コルチゾール」は、値が高いと夜間の睡眠時間が短くなります
例えば、趣味に時間を使うことで日中の活動性を上げつつ、ストレス解消にもなります。

ぐっすり眠るための睡眠習慣

3おやすみ前編

睡眠習慣6

昼と夜の光を調節する

眠りの質を左右するメラトニンは夜に多く、朝方少なくなりますが、中高年はこの分泌が減少。
❶昼間はできるだけ外出して光を浴びる、❷夜間は明るい光を見ない、を意識しましょう。

睡眠習慣7

寝る前に体温を上げる

体温が高いところから低くなる際に、私たちは眠くなります。
この体温の落差が大きくなるほど眠くなるのですが、年齢を重ねると1日の体温の落差が小さくなるため、眠りにくくなる要因に。睡眠の質を上げるためにも意図的に体温を上げることが大切です。
次に紹介する3つのコツを実践してみましょう。ちなみに、夕食は就寝2時間前までに済ませるのが理想的。

体温を効果的に上げる
3つのコツ

  • 日中、もしくは就寝の
    2時間前までに運動をする
  • 夕食で温かいものや辛いもの
    食べる
  • 寝る1時間前にお風呂に入る

睡眠は、美容や健康を支える大切な土台。
まずは無理なく続けられる習慣をひとつ、試してみましょう。

遠藤先生の
書籍・YouTubeチャンネル

『75歳までに身につけたいシニアのための7つの睡眠習慣』(横浜タイガ出版)など著書多数。

YouTube公式チャンネル
「スリープクリニック
ちゃんねる」