エミ通信プラス

smileLIFE

鍼灸院 院長監修

2026年2月27日

日々を楽しく、豊かに暮らすエッセンス

空いた時間に手をもむだけ!
簡単、ツボ押しセルフケア

お話を伺ったのは

目白鍼灸院 院長
柳本 真弓先生

鍼灸師、リンパドレナージセラピスト。反応を確かめながら行う丁寧な鍼灸治療が評判で、東洋医学のメソッドを分かりやすく解説。ツボ押しやセルフマッサージの著書多数。

1痛みなど冷えからくる不調は
ツボが集中する手をもむ!

冷えからくる不調が出やすいこの時期。手軽にできるセルフケアとしておすすめしたいのが、手のツボ押しです。
「手足には不調に効果的なツボが集中しています。特に触覚や痛覚があり、感覚が繊細な手には多くの神経が集まっているため、重要なツボが多いです」と教えてくれたのは、鍼灸師の柳本真弓さん。
現在では、科学的にもツボの効果が証明されているそうです。
「明治時代以前の日本では、治療といえば漢方と鍼灸が一般的。先人たちは東洋医学で健康管理をしていたんですよ」と柳本さん。
手軽にできる手のツボと押し方について、お話を伺いました。

知っているとより「効く」!?

2ツボに関する豆知識

2,000年前にはすでに体系化
歴史ある治療術

4,000年の歴史があるとされる鍼灸治療は2,000年前にはすでに体系化されており、効果のある治療法としてWHOにも認められています。
361のツボ(正穴:せいけつ)と、特定の症状に効くツボ(奇穴:きけつ)があり、世界中で治療が行われています。

手のツボを解説する図

※滑寿(伯仁)著 ほか 『仮名読十四経』上,大草常章,明25.9. 国立国会図書館デジタルコレクション

エネルギーの通り道にあるのが
「ツボ」

「ツボ」とは、生命エネルギーを循環させるため体中に張り巡らされている経絡(けいらく)が、皮膚表面と接するポイントのこと。ツボへの刺激が経絡を伝わり、内臓や筋肉にも良い影響を及ぼします。

ツボを鍼や灸で刺激することで、周辺の血流も促進されます。

テレビを見ている時や待ち時間に

3冷えによる不調に効く
手のツボを押してみましょう!

体調が悪い時はもちろん、不調の予防にもなる「手のツボ」をご紹介。
左右対称なので、両手どちらも同じ場所を刺激するのがポイントです。

4プロに聞いた
効果的なツボ押しのコツ

親指で押す

手のツボは比較的狭い場所にあるので、親指1本でOK。親指の腹をツボに当て、皮膚を軽く動かすように押しまわします。

ペンを使って刺激してもOK

親指で押しにくい場合は、ペンのおしりで刺激するのもおすすめ。適度な強さで、痛気持ちいい程度に押しまわします。

指先をもむ

ツボが集中する指先は、3本指(親指・人差し指・中指)で関節をはさみ、左右に軽くひねるように動かします。

広げるだけでも

力を入れ、反るように指を伸ばします。経絡が刺激され、頭や目がはっきりするのを感じられるはずです。

冬のダメージを感じたら、ぜひツボ押しを取り入れてみましょう。