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季節を愉しむおいしい暮らし

2022.4.28

5月の歳時記

〝初物を愉しむ〟

春がスタートしたと思ったら、もうすぐ5月。
あっという間に夏が近づいてきます。その前に、まずは楽しみなゴールデンウィークですね。
ホッとひと息つける長いお休みを心待ちにされている方も多いのではないでしょうか。

実はこのゴールデンウィークの期間中に〝八十八夜〟という季節の行事があるのをご存知ですか?
立春から八十八日目のことをさし、今年は5月2日にあたります。
残念ながら休日ではありませんが、春から夏への境目となり、気候も安定してくるため、特に農業にとっては大事な節目。
稲の種もみをまく苗代づくりが始まるなど、様々な農作業を行う目安の日となっています。 「夏も近づく八十八夜…♪」という〝茶摘み〟の唱歌にあるように、茶畑ではこの日を目安に茶摘みが始まり、新茶収穫の季節に入ります。

〝初物〟と書かれているとなんだか心惹かれませんか?
昔から、八十八夜に摘み採られる初物の茶葉は貴重品とされ、地域によっては神棚に供える風習があったり、飲むと一年を災いなく過ごせると言われていました。
初物は縁起が良く、寿命が延びる、福を呼ぶと考えられ、『初物七十五日』(初物を食べると寿命が75日延びる)という俗説もあります。
旬を活かして季節ならではの栄養を体に取り入れることで、体調が自然に整うようになることを見越してこのような表現がされてきたのかもしれません。
新茶はテアニンという旨味成分をたっぷり含み、リラックス効果があったり、集中力を高めてくれるとも。
なにより風味が良く、味も一番おいしいとされています。

また、端午の節句である〝こどもの日〟には、子孫繁栄を願う縁起の良い〝柏餅〟や魔除けの意味が込められた〝粽(ちまき)〟が行事食とされています。
葉っぱの芳しい香りがうつったお餅を新茶とともにいただくなんて、素晴らしく贅沢な愉しみ方。
清々しい新緑の季節の訪れを、いち早く堪能することができそうですね。
新茶を活かすおいしいお茶の淹れ方を調べて工夫したり、柏餅や粽のレシピを検索して作ってみるのも良いかもしれません。
柏餅や粽はこの時期限定で販売されているお店も多いので、いろいろなお店を食べ比べて、季節感を存分に満喫するのも愉しそうです♪

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