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花と季節を楽しむ

1月 年の初めを花で彩る

2022.1.12

2022年がスタートしました。
新しい一年が始まるとやはり気持ちが凜と引き締まりますね。
新春らしいディスプレイで飾られた店先では、〝歳寒三友(さいかんのさんゆう)〟と称される松・竹・梅が、縁起の良い花材として大活躍しています。

冬でも青々としている常緑樹の『松』は『長寿』の樹木とされ、〝神を待つ(まつ)〟〝神を祀る(まつる)〟という謂(いわ)れから、神仏の宿る木として神事などにも用いられます。
また、竹は折れにくく、成長が早いことから『繁栄』の象徴とされ、『梅』は寒さ厳しい中でも春の先駆けとして香り良い高貴な花を咲かせることから『風雅』を表すとされてきました。
その他にも、菊や南天、千両、水仙など、伝統的な花材が新たな年の始まりを彩り、迎春の気運を高めてくれます。

一方、花屋さんでは、チューリップ、アネモネ、ラナンキュラス、フリージア、ヒヤシンスなど、春の盛りを思わせる可憐で美しい球根花が、庭や花壇で咲くよりもずっと早い時期に切り花として出回ってきます。

冬を越えて花を咲かせる春の球根花は茎がやわらかいものが多く、水に浸かっている部分が多いと、花は元気でも茎から傷んでしまうことがあります。
これを避けるために、花瓶に生ける時は、茎の1〜2割程度の浅い水に入れて生けましょう。
ただし、水をよく吸う球根花が多いので、気づくと花瓶の水が足りなくなっているようなことも。
水の量と汚れに気をつけて、こまめなチェックを怠らないようにしましょう。

また、極端に軽い器に浅い水量で生けると、花の重さに負けて器が倒れてしまいます。
球根花は重量のある花も多いので、花瓶は重みのある物を選びましょう。

球根花は、光や温度に反応して、花が開いたり閉じたり、茎が曲がったり伸びたり、表情豊か。
特にチューリップは驚くほど動き、自然の流れに逆らって生けようとしても、なかなか思うように定まってくれません。思い切って、茎が伸びて曲がったシルエットを活かすなど、型にはまらない生け方を楽しんでみるのも良いでしょう。良い芳香が特徴のフリージアも、弓なりに付いた花や茎のラインの美しさを活かすディスプレイにおすすめです。茎の下の方についている花から順に、先端へ向かって咲き進んでいくので、咲き終わった花は早めに取り除いていくと長く楽しめます。

寒さも一段と厳しい時期ですが、春の切り花はこれからどんどん種類が増えてきます。
心まで縮こまってしまわないように、伸び伸びと咲くカラフルで可愛い花たちに元気をもらい、季節よりひと足早く、そして長く、春気分を思いっきり楽しんでみてはいかがですか♪

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