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山陰のみんよう

2021.12.15

用の美を楽しむ器

飾らない美しさ〝用の美〟

〝用の美〟という言葉をご存知でしょうか。
思想家の柳宗悦が陶芸家の濱田庄司、河井寛次郎、バーナード・リーチ氏らとともに1926年(大正15年)頃から展開した民藝(みんよう)運動において、「用いるためにつくられた実用品の中にこそ真の美しさが表現される」とした考え方です。
簡素で飾らない美しさと、道具としての機能性を併せもった民藝品は、日本のみならず海外からも高く評価されてきました。
山陰でも民藝運動の影響は色濃く、特に山陰各地には数多くの民窯が存在し、地域の暮らしに根ざして、時代に添いながらその価値を高めています。

鳥取民藝美術館

地方の中でももっとも早く特色ある民藝運動を興した鳥取の医師・吉田璋也氏により、1949年(昭和24年)鳥取民藝美術館が開館。民藝品を販売する『たくみ工芸店』(昭和7年開店)と、民藝品を使用した郷土料理店『たくみ割烹店』を併設し、山陰の民藝の魅力を今に伝える。

鳥取県鳥取市 牛ノ戸焼うしのとやき

牛ノ戸焼 鳥取の地ならではの新作民藝はじまりの窯 黒・緑・白の染分けに新たな色みも 印象的でモダンさも感じる器 地元の土で手間と時間をかけて丁寧に作り上げられる陶土が、堅固で使いやすい器を生む。釉薬も自家製。日々作陶に勤しむ6代目小林孝男さん(左)と7代目遼司さん(右)。

  • 牛ノ戸焼窯元
  • 鳥取県鳥取市河原町牛戸185/☎0858-85-0655

島根県松江市 湯町窯ゆまちがま

湯町窯 味わいと存在感のある親しみやすいデザインが魅力 〝用の美〟を体現する山陰の民窯 愛らしいフォルムのエッグベーカー 昭和初期、湯町窯を訪れたバーナード・リーチ氏らからイギリスの伝統装飾『スリップウェア』の手法などを直接教わった3代目福間琇士さん(右)。エッグベーカーもその時の指導により作られ、以来愛され続けてきた器。長年受け継がれてきたものには理由があり、その良さを継承していきたいと語る4代目庸介さん(左)。

  • 湯町窯
  • 島根県松江市玉湯町湯町965-1/☎0852-62-0726

〝用の美〟を生活に取り入れて楽しむ

今回は2つの民窯の魅力をご紹介しましたが、いかがでしたか?
窯元によって色や模様、味わいが異なり、個性があるのも楽しみ方のひとつです。
その違いを楽しみながら、お気に入りの民窯品を見つけて生活の中に取り入れてみませんか?

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