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花と季節を楽しむ

10月 花で演出する芸術の秋

2021.10.6

秋らしく過ごしやすい気温になり、家に飾る花選びも楽しいシーズンになりました。
花屋さんに並ぶ花たちも心なしか喜んでいるようです。
とはいえ、気温が下がってくると、なぜだかちょっとセンチな気持ちになってしまうことも。
疲れた時、寂しい時、頑張りたいとき、パッと心に明かりを灯してくれる華やかな花を自分のために選んで飾るのもいいですよね。

存在感があり華やかなダリアは、近年では年中出回るようになりましたが、旬は秋。
色や形、大きさや咲き方も多彩で、様々な異なる品種を楽しめるのもこの時期ならではです。

ダリアの咲き方は代表的なものでも10種類近くもあります。
たとえば、写真の中の大ぶりな淡いベージュピンクのダリアのように、花びらが整然と並んだ〝デコラティブ咲き〟。
ダリアの代表的な咲き方のひとつで、いわゆる八重咲きです。
美しい八重咲きの状態が球状に丸くまとまった〝ボール咲き〟や〝ポンポン咲き〟も可愛いです。
写真の中のビビッドな赤い色のダリアは、細長い花びらが外側に巻き、先が尖った形で咲くのが特徴の〝カクタス咲き〟の一種で、セミカクタス咲きとされます。
一輪でも印象的で、気品と風格さえ感じます。ダリアには主役級のオーラを感じさせる花がたくさんあります。

ダリアは、昔は水揚げが悪く切り花の流通が難しいとされていた花でした。
今では改良が施されていますが、なるべくきれいに長持ちさせるためには、新鮮なものを選ぶことがポイントです。
一番外側の花弁が萎れていないか、茎が花の重みで曲がったりせずしっかり固いか、花弁の中心のおしべが露出していないか…などを注意して選びましょう。
また、ダリアは、つぼみで摘むと開花が難しいため、基本的に花が開いた状態で出荷されます。
より長く楽しむには7~8分咲きの花を選ぶといいでしょう。

生けるときには、必要のない葉はなるべく取り除き、水をしっかり吸水できるように茎の切り口を大きく斜めにカットして水あげはしっかりと。
乾燥が厳しい時期は花もちを良くするために花の裏側から霧吹きで水分補給をすると良いです。
もちろん水替えはこまめにしましょう。

小さなダリアはアレンジに使いやすいですが、時には、ウエディングやイベントなどで主役級に活躍する大きくてゴージャスなダリアをお家に飾ってみるのもステキです。
存在感のあるダリアは、シンプルなガラスのフラワーベースに一輪だけで生けても様になります。
高さの違うフラワーベースに一輪ずつ生け、高低差のある飾り方をするのもいいでしょう。
華やかな咲き方のダリアなら、一種だけを何輪か贅沢に生けて、花の間にグリーンを少しだけあしらうとゴージャスなアレンジに。
また、紅葉の季節らしい枝ものも多く出回る時期なので、大輪のダリア一輪に季節の枝ものを併せて生けると秋感を楽しめます。

芸術の秋をダリアでドラマティックに演出してみませんか?

フラワースタイリング:Yoko サロン『atelierjuno』を主宰するフローラルスタイリスト。多方面にわたった花の仕事で活躍中。〝季節のお花とお茶の時間〟をテーマにしたInstagramでは、国内外に多くのファンをもつ。

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