smileUP

ふるさととっとり

心をつなぐ ふるさと山陰

第10回

水面に映える逆さだいせん

2021.4.21

水面に映える逆さ大山

鳥取県の田植えシーズンは例年5月初旬頃。田植え前になると、鏡張りのような美しい水田があちこちに広がります。春空と大山(だいせん)を映す水面は春の風物詩。《鳥取県伯耆町(ほうきちょう)から眺める水面に映る大山》

水田に訪れる春

春風に揺らされ、さざ波のような小さな波を広げる水面が美しい、春の水田。
春と言えば桜の季節を思い浮かべがちですが、春を節目としてその年の新たな稲作が始まります。
二十四節気のひとつ『穀雨(こくう)』(今年は4月20日)を迎えると、まずは田植えの準備。
田植えの前に田を耕し、たっぷりの水が張られると、大空を映し出す大きな水鏡の登場です。
冬の間に見られた土色の田から一変した水田は、風に揺られた水面が光をキラキラと反射し、なんともきらびやかな美しさ。
さらに、山近くの水田では遠くの山容が水面に映りこみ、この季節だけの幻想的な景色をつくり出します。

今年も間もなく田植えのシーズンが訪れます。
鳥取県では、2019年より新たなブランド米として『星空舞(ほしぞらまい)』がデビューしました。
星空を美しく見ることのできる県として、星取県の名を推進しているように〝星のように輝く米〟という思いが込められた星空舞は、旨味や甘みはもちろんのことながら、炊きあがりの美しさも自慢の逸品です。

豊かな水源と土地の力を活かした稲作は、季節の訪れを感じる景色として地元の人々に馴染んでいます。

この記事をシェアする

  • facebook
  • twitter
  • LINE

smileUPカテゴリ一覧