ふるさととっとり

日本海を望み、中国地方最高峰・大山の裾野にある
エミネットの故郷の四季折々の表情をご紹介します。
12月
スノーエッジ
2020.12.9

初冬の大山南壁(標高1729m)
初冬の冠雪した大山。
南西麓(なんせいろく)からの望遠ショットはまるでエッジが効いた鋸(のこぎり)のようです。
12月中旬、曇天の冬型の天気から一転、移動性の高気圧に覆われることがありますが、そんな日は大山全体が冬の光に照らされ、真っ白な稜線(りょうせん)や変化に富むフェイスが浮かびあがります。
こんな険しい断崖絶壁が麓(ふもと)から望めるなんて、全国でも珍しいに違いない。
次回、姿を見せる頃はたっぷりの雪に覆われ、やわらかな曲線を描く稜線になっているでしょう。
それも楽しみです。
Photo & Writing:石村隆男
大山ワンダーフォーラム・コーディネーター