smileUP

smileLIFE

感じる心を大切に

夏の夜に感じる光

2020.8.12

feel the flames

お盆の習わしは〝火〟の習わし

お盆は、祖先の霊を供養する行事。
地域によって行事のあり方は様々ですが、お盆の時期には祖先の霊が子孫の元に帰ってくるとされています。
盆の入りには迎え火を焚いて祖先の霊をお迎えし、盆明けには送り火を焚いて送るという習わしが各地でみられます。

京都の『大文字焼き』が、お盆の送り火として行われていることはよく知られていますが、夏の夜空を彩る花火にも、迎え火・送り火や、鎮魂の意味があるそうです。

例えば、日本有数の花火大会である東京の隅田川花火大会は、享保17年(1732年)に大飢饉と疫病で亡くなった人々の慰霊と悪病退散を祈って水神祭で打ち上げられた20発の花火が始まりであるといわれています。
今年の6月に全国で一斉に打ち上げられた花火にも、コロナウイルスの終息を祈る気持ちが込められていました。

真っ暗な夜空に輝く花火の煌びやかな美しさは、夏の暑さに疲れた体を一瞬で癒してくれるかのようです。
花火が終わると、何かが終わったような、得(え)も言われぬ気持ちになりますよね。

夜に灯る明かりは、心をほっとさせるような不思議な力を感じさせます。
白熱灯やキャンドルの炎の色であるオレンジ系の灯りには、心を穏やかにし、緊張感をほぐしてくれる効果があるようです。
特に、不眠の解消などのセラピーにも用いられるキャンドルは、燃焼する際にマイナスイオンが発生しリラックスさせてくれます。
人工的ではない自然なリズムで揺らめく炎が、交感神経の興奮を抑えるのだとか。

照明を少し落として、ゆらゆらと揺れる炎が照らし出す空間にいるだけで心穏やかに。
夏の夜、そんなひとときを静かに過ごしてみてはいかがですか?

この記事をシェアする

  • facebook
  • twitter
  • LINE

記事カテゴリ